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にんにく注射
(ビタミンB1)

『にんにく注射』という名称から、にんにくの抽出液を注射するような印象を受けるかもしれませんが、
実際にはビタミンB1(チアミン塩酸塩)を中心としたビタミンB群の静脈注射です。

正式には『チアミン塩化物塩酸塩』と呼ばれる注射液で、
ビタミン成分のにおいが〝ニンニク〟に似ていることからこの通称で親しまれています。
なお、気になるにおいは注射後すぐに消えますのでご安心ください。

にんにくに含まれるにおい成分のアリシンはビタミンB1と結合し、「アリチアミン」という安定した有機化合物に変換します。
このアリチアミンは血中滞留時間が長いという特性を持ち、持続的に糖質の代謝を促進する効果があります。

このメカニズムから、にんにく料理が滋養強壮や疲労回復に効果があるといわれているのです。

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ビタミンB1(チアミン塩酸塩)の働き

私たちのカラダは摂取した糖を、ミトコンドリアと呼ばれる細胞内小器官に運び、クエン酸回路をまわしてエネルギー産生を行なっています。
糖をミトコンドリアに運ぶ際、ビタミンB1が補酵素として使われるため、ビタミンB1が不足するとエネルギー産生が十分に行えず、
疲れやすくなったり、乳酸の除去が進まず疲労回復に時間を要するようになります。

また、飲酒量が多い方は要注意です。アルコール分解の代謝経路でも補酵素としてビタミンB1が使われるため、
お酒を好まれる方は相対的にビタミンB1不足になっている可能性があります。
結果として、深酒後は疲労感や食欲減退がダラダラと続くのです。

ビタミンB1は神経や筋肉の機能維持にも不可欠な栄養素です。
例えば、脳ではブドウ糖から作られるエネルギーを大量に必要とするため、
ビタミンB1が不足すると脳の中枢神経や末梢神経の働き・記憶力にも大きな影響を及ぼします。


下記にて、ビタミンB1欠乏にて起こりうる疾患について、説明します。

ビタミンB1欠乏でなる病気

ビタミンB1欠乏によって起こる脚気(かっけ)という疾患は末梢神経障害があらわれ、手足のしびれ、浮腫、易疲労感、心不全兆候などが現れます。
現在では欠乏症にまで及ぶことはまれですが、加工食品など偏った食生活の方、持病がある方(胃切除後、血液透析患者etc)などでは
脚気の初期症状に陥っている人は少なくないといわれています。

また、ビタミンB1欠乏症の1つであるウェルニッケ脳症は中枢神経系の障害で、多量の飲酒をする人、アルコール依存症の方に起こることが知られています。
意識障害や歩行障害、眼球運動障害などが主な症状です。


にんにく注射がおすすめの方

  • 体力が落ちてきたな、と感じている方
  • 冷え症の方、かぜを引きやすい方
  • お酒を飲む時、二日酔いが気になる方
  • 倦怠感がなかなか治らない方
  • 疲れていても仕事がなかなか休めない方
  • 夏バテで食欲減退気味な方
  • 緊張型頭痛や肩こり、腰痛、神経痛のある方
  • 肌荒れが気になる方


注意事項

ビタミンB群とビタミンC群は水溶性ですので、摂取しすぎても体内に蓄積することがありません。
基本的に多く摂取しても、その多くが尿排泄で体外に流出してしまうため、当院では定期的に補充していただくことをお勧めしております。

薬剤投与に伴い起こり得る副作用としては、アレルギー反応が出てしまった場合に蕁麻疹や吐き気、気分不快、下痢、頭痛などがあげられます。
また、穿刺部に関して疼痛や、一時的な発赤や疼痛を認めることがありますが、数日で改善されることが多いのでご安心ください。

注射前後で気分不快を感じられた際は、すぐ医療スタッフにご相談ください。


にんにく注射の流れ

初回は医師の診察を受けていただき、問題なければ注射療法開始となります。
2回目からは診察なしで施術可能です。

当院では
チアミン塩酸塩50mgの注射(シングル)
チアミン塩酸塩100mgの点滴(ダブル)

上記2つのメニューをご用意しております。
(その他オプションで薬剤の追加も可能です)

標準的な直径5cmほどのにんにく1つ(約40g)あたり、チアミンは約0.08mgとなります。
にんにく注射(チアミン塩酸塩50mg)にはチアミン50mgが含まれているため、にんにく約600個分の栄養素に相当します!

投与時間

チアミン塩酸塩50mg(シングル):3-5分程度の静脈注射となります
チアミン塩酸塩100mg(ダブル):15-20分程度の静脈点滴となります
※当院では生理食塩水50mlにチアミン塩酸塩100mgを混合した薬液を静脈点滴で投与します。

価格

にんにく注射

チアミン塩酸塩50mg(シングル注射) 2,980円(税込)
チアミン塩酸塩100mg(ダブル点滴) 3,980円(税込)

※初診料は1,500円になります。
2回目以降は、原則として診察料等はかかりませんが、医師によるご相談・診察をご希望の場合は、再診料として1,000円を頂戴いたします。

※厚生労働省が認可した病名以外の方は自費での治療となり、滋養強壮目的でのにんにく注射は保険適応外となります。当院では自費診療のみでの取り扱いとなります。あらかじめご了承ください。

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